この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第63章 once again



私は首を振る。悟志が私に着せた白い可憐なワンピース、幸せな花嫁の象徴の水色のハイヒール、そして神の前で永遠の愛を誓う聖なる教会。

悟志が何を思ってここへ私を連れてきたのか、私は感じ取っていた。時に突飛な事をして私を驚かせる彼の事だ。彼がこういう企みを用意していても不思議ではない――そう思った。

でも私は、悟志の側にいる資格などない。剛を忘れて悟志の妻として生きようと決意して、その心構えで四年間を過ごしてきたつもりでいた――

でも昨夜、そんな決意も心構えもあっさりと崩れて、剛と愛を交わしてしまった。

彼の口付けや愛撫を受けている時に、悟志の事をひと欠片でも思い浮かべただろうか。

いや、私は一晩中、剛に溺れていた。彼のことしか考えていなかった。

こんな私は、悟志の隣に戻ることなど出来ない――

清らかな花嫁の衣装など、私には相応しくない――


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ