この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第63章 once again



でも、もしも、もっと早く悟志がぶつかってきて来たなら。

あのクリスマスの夜に、本気で気持ちを打ち明けてくれていたなら。抱き締められていたら――

怖がったかも知れないけれど、でも、少なくとも悟志を見る目は変わったかも知れないのに。

そして、彼に恋をしたかも知れないのに――



私が頭の中で考えている事を、悟志は全部読み取っているかのように苦く唇を噛み締めて何度も頷いた。



「僕は最初から間違ってた……君にプロポーズしたのは、君が好きだから、君を欲しかったからだ……
それ以上の理由なんかない……
君にそう言うべきだったんだ――」

「……悟志さん……っ」



悟志に真剣な瞳で言われ、私は頬が熱くなっていくのを感じた――

今彼に、初めてプロポーズされているかのようにドキドキしていた。



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ