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愛しては、ならない
第13章 甘い、地獄の日々



剛は、涼しい顔はしていたが、胸の中では猛る想いが烈しく暴れていた。

余りにも、強引だっただろうか。

彼女を、独り占めしたいという下心が、口から出任せをスラスラと生み出したのだ。


昼間は、祐樹が帰ってくるまで、二人きり――


これで誰にも邪魔されず、彼女と過ごせる。



剛は、寝室のドアを開け、菊野をゆっくりとベッドに降ろしながら、高鳴る胸の音が彼女に聴こえて居るのではないかと心配になった。



菊野は、ベッドに腰かけて剛を上目遣いで見詰めている。


その頬はまだ赤く、瞳も潤んでいた。



剛は、ベッドのシーツが整然とした形をしているのを見て、昨夜、ここで菊野は悟志に責められ喘いでいたのだ、とやるせなくなり、同時に身体の真芯が疼いた。



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