この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第3章 ガール・ミーツ・ボーイ



「パパも当分帰らないし、悟志さんも居ないんだから、そっちのお家に三人で暫く住みましょうよ!」


「わーい!ベッソウだベッソウだ!」



「まあ、別荘みたいなものかしら?
祐樹、良くそんな言葉を知ってたわねえ?
別荘にはピアノも置いてあるわよ?」



母と祐樹は手を握り合ってはしゃいでいる。



「ママ……でも」



「菊野、あなたはまず自分の身体と心を元気にしないとね?
ちょっとの間環境を変えてみるのも良いと思うのよ。
祐ちゃん、花野ばーばと毎日お散歩行けるね~?」


「行けるね~」



母と祐樹は結託してしまい、そして私も反対する理由も無いし、という訳で、暫く郊外の家に三人で暮らした。



動物園に連れていってあげられない私に代わり、電車に乗って母が祐樹を連れ出してくれたり、近所の公園には池があって色んな水鳥が居て祐樹も喜んだ。



以前、自宅でピアノを教えていた母が、祐樹に遊び感覚で教えてくれたのだが、それがきっかけとなり本格的に弾くようになるのだ。



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ