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愛しては、ならない
第28章 罪と恋を抱き締めて


濡れた前髪が頬に貼り付いて、唇を歪め歯を噛み締める彼は15歳とは思えない妖しい色香を放ち、私を身動き出来なくさせる。

彼は猛りを蕾に当たるか当たらないかの際どい所に押し付け、せつなげに呻いた。





「……俺を思いながら……自分でしたか……ですよ」


「そ……そんな事……っ」


「答えないと……」


「んああっ……」



剛は、指を花弁に微かに触れただけで直ぐに離してしまう。

身体を震わす私を見てニヤリと笑い、また同じ動作を何度か繰り返した。



「――っ……や……ダメ……そんな半端じゃっ……」


堪らず叫んでしまった私に、彼は烈しい口付けをする。

壁に押し付けられ、乳房を弄ばれながら咥内を掻き回されて、蕾からは蜜が溢れた。



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