この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第31章 企み


「おい、その傷、どうしたんだよ」


学校からの帰り道、森本が俺の腕を見て目を丸くした。


「……本当だわ……!剛君大丈夫?お医者様には診てもらったの?」


清崎も腕を見て小さく叫んだ。


四月の上旬だと言うのに、今日は真夏の様に暑くて、俺はジャケットを脱ぎシャツの袖を肘まで捲ったのだが、昨夜菊野に噛まれた痕が露になってしまったのだ。


「ああ……このくらい平気さ」


泣き出しそうな顔の清崎に微笑んで見せたが、彼女は俺の言葉を信用していない風だ。


「でも……ちゃんとしないと痕が残ってしまうわ」
/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ