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愛しては、ならない
第36章 愛憎



「なんひゃ、れんきない?」


声に顔を上げると、真歩が口一杯に林檎を頬張って私を見ている。

私は精一杯の笑顔で言葉を返した。



「何で?私は元気よ……ちょっと疲れてるかもしれないけど」


「……」


真歩は、聡明な瞳を向けたままでモグモグと林檎を食べる。

私は笑顔を崩さないままで、ふと背中に寒気をおぼえた。

昨夜から朝方まで、真歩は寝室でずっと眠っていたのだろうか?

ひょっとしたら真夜中に目が覚めて、私が居ない事を不審に思ったりしなかったろうか?

そして、二階から二人の情交の声が漏れたりしていなかっただろうか?

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