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第5章 １８：００〜

山之内くんとカフェに入って、話が尽きることなく盛り上がった。


気付いたらもう１８時になっている。


「あっ！ もうこんな時間だ」


「早いなぁ〜。まだ話し足りない気分だよ」


「うん……」


そんな風に言われて爽やかに微笑まれると、無駄にドキドキしちゃうじゃない。


山之内くんは、袖を軽く捲り時間を確認すると


「穂……あと少し時間ある？」


少し上目使いで聞いてきた瞳を艶っぽく揺らめかせた。