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第2章 １０：００〜

「はぁ？」


こちとら、初めてのエッチで身体のアチコチ痛いのに、何言ってんの？



私の内心も知らず渉は話を続ける。



「俺たち身体の相性良いから、付き合おうぜ！」


「マジッ！？」


単に男子高校生の性欲の捌け口にされるのかと思ったけど、渉の顔は案外真剣だったもんだから――――



「まっ……いっか！」


ヤリ捨てより良いかと思って、また安易にオッケーしてしまった。