この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第13章 怖くなんてない




『わかった、じゃあ早く家帰ろ。
斉藤、また連絡するから今日はこのへんで…』


斉藤はポケットに手を突っ込み、
舌打ちした



そんな斉藤にゆうひは

『…ごめん…』


と小さく呟く



悲しそうにするゆうひを見て、
斉藤は首を横に振り

「じゃあな」

と言って行ってしまった







「犯罪者みたい」


『刑事!!』

あたしは怒った


「あ、そうなの?
ごめんごめん」



浅見はゆうひの頭をぽんぽんと叩く



『こんどあいつを悪く言ったら、噛み付くから』



「ゆうひには噛み付かれても平気」



あたしは浅見の手を払いのけた

もうこんな面倒な奴に
「君」なんてつける必要ない






公園から家までの道のりで、
浅見はたくさん喋りかけてきたけど、
あたしはろくに返事すらしなかった



そしてやっとマンションに着いた

ここまで来たら一安心


『じゃ、あたし家ここだから』


エレベーターに乗り込むと
浅見はついて来た



『はぁ!?』



さも当たり前のように
浅見はニコッと笑いかける






こんにゃろ…結局玄関までついて来やがった…



『じゃあ、帰ってね!!』


玄関の鍵を開けると
浅見の手が伸びた


「お邪魔しまーす」


『ちょっと…!!
何してんのよ!?』


浅見は部屋にまで入って来たのだ






/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ