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刑事とJK
第22章 ごめん





『え…?
今何て…』




「…会うの…やめにしねぇか…?」




ゆうひは斉藤の前に立った





『何言ってんの…?
なんでそんなこと…
冗談…だよね?』




斉藤はゆうひと目を合わそうとしない




『何マジな顔してんの…?
嘘って言ってよ…』



ゆうひは斉藤の腕の袖を引っ張った




『何とか言ってよ!!
ねぇ、斉藤!!』







「今日限りだ…」




斉藤はそう言うと、
ゆうひの手を払いのけて、屋上から立ち去った







『…なんでぇ…』





――――――――――――





斉藤は急ぎ足で階段を下り、
仕事部屋に入って鍵を閉めた





「え、先輩、何で閉めてんすか?」




シゲは不思議そうに聞いた





「しばらく…開けんな」



そう言いながら、
斉藤は自分の机の前に座った




「開けんなって…、
トイレ行くときは僕開けますよ?」





その時、鍵をかけたドアノブがガチャっと動いた



向こう側から
扉をドンドンと叩く音と、声が聞こえた





『斉藤、どうして!?
今日限りって…どういうことなの!?』





「え?先輩、ゆうひちゃんじゃないっすか」




シゲは鍵に手をかけた



「開けんなっつっただろ!!!」



シゲは肩をびくつかせ、
また斉藤の方を向いた




「何してんすか…、
ゆうひちゃんと何かあったんすか…?」



「…」



斉藤は黙ったまま額を手の甲に乗せて、
ずっと下を向いていた








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