この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第22章 ごめん




―――――――――――






『意味わかんない…』




辺りには本や勉強道具、服などが散乱し、
ゆうひはその真ん中で座っていた







"会うのやめにしねぇか?"






どうして…そんなこと言うの?



あたしのこと、嫌いなの…?




それならどうして好きって言ってくれたの?

どうして抱きしめてくれたの?


どうして…



キスしてくれたの…?






理由を教えてよ…斉藤…







もし、本当に会えなくなったら…





『あたし…どうしたらいいのよぉ…』
















―――――――――――










斉藤…斉藤…



ゆうひが自分を呼ぶ声が、耳にこびりつく



その声を全て拒否した自分は、
罪悪感で押し潰されそうだった







斉藤はベッドに倒れ込んだ









体が重い…



全部鉛みたいだ…















"ゆうひちゃんのこと好きなんじゃないんすか!?"
















「バカヤロー…」






斉藤は自分の頭を殴った



そのままその手を額に宛てがう









ゆうひの、あの屋上で見せた笑顔が蘇る







「……


ごめん…」













夜はしんしんと静まりかえっていた







/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ