この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第3章 遭遇


立ち上がった男の背は高く、
あたしは負けじと必死に睨む



向こうも口を一文字にして
あたしを睨む




しばらくの睨み合い





ん…?


この人、よく見たらちょっとイケメンかも…





って、ああ〜!!
小犬ったらまたおしっこしちゃって…




その時、男の手が小犬に伸びたので
小犬が危ない目にあう前に、
あたしは男に平手打ちを食らわした



『ほらまた叩こうとした!!』



「お前は叩いたろうが!!オレを!!」




もうダメだ



このオッサンダメだ





『は?うっさいわ』



あたしは小犬を抱えると
その場から離れた



そしたら
オッサンはついてきた…




うっとし!!




しかも
ベンチに座ったら隣に座って来るし…


新手の誘拐犯か!?



男は何かとぐちゃぐちゃ喋ってくる

あたしは仕方なしに話を合わせてやる









で、話していてわかった

この人は刑事だ




…こんな刑事ありか!?


ドラマのイメージとは
かけ離れてる…




しかも、なんだかんだで
自己紹介してきたし




斉藤…正貴?





なんか、あたしの名前聞きたがってるし…

気持ち悪いなぁ




ということで
仕方ないからあたしも自己紹介する



『…丹羽ゆうひ』



あたしが答えると、
オッサンは変に納得して


「わり、いきなり…帰るわ
仕事残ってんの忘れった」


と言ってきた







『謝られる筋合いないんだけど』






「…そだな」




斉藤は…
笑った



子どもみたいな無邪気な笑顔に

あたしは口をつぐんだ




何こいつ…可愛い顔するじゃん…///



/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ