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刑事とJK
第29章 体育祭




〈続いては青組の演技でーす!!
準備お願いしまーす!!〉



斉藤は必死にゆうひを探した



そして見つけた







やべえ…かわいい…///




青組の衣装は、女子はフリフリのスカート、
男子はきっちりした紳士服だった



ゆうひはそのスカートを履いて、
上は肩から腕までがごっそり抜けた服を着ている


つまり、露出度が高い




リボンを付けた二つぐくりの髪は、
ゆらゆらと風になびく






ほんと…あれはずるいわ…///



斉藤は照れてしまい、
パンフレットで目から下を隠した




曲が流れ出す



ゆうひの立ち位置はセンターの横で
そこそこいい場所だった



みんな楽しそうに踊っている



斉藤も満足げに見ていた






しかし


「あっ…」


と斉藤は思わず声を出してしまった





2曲目は男女で踊るペアダンスだった




ゆうひが…
どこの誰ともわかんねぇ男と手を繋いで踊っている…




おい、てめぇ!!


ベタベタと触りすぎだっつーの!!


肩に手を置くなってこんにゃろお!!



斉藤はいつの間にか
パンフレットを握り潰していた





ジャーン




最後の決めポーズまで、
きっちり踊りきった



拍手が鳴る



しかし斉藤は拍手しない





青組テントに戻ってきたゆうひは、
斉藤に向かってピースした


だが斉藤はフンッとそっぽを向いた




ゆうひはツカツカと歩いてきて、
斉藤の腕を思いっ切り叩いた


バッチンッ

と、良い音がした




「いっでえ!!
な、何すんだてめぇ!!」



『無視すんなバカ!!』



「別にした覚えねぇし!!」



『したから!!
バカ、バカバカ!!
バーカ!!』












遠くで見ていた友達は


「仲いいんだね…」


と呟いた






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