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刑事とJK
第34章 遊園地デート






「またその写真送っといてくれよ」



『いいけど…///
どうすんの?』



「待受にしてやんよ」



わあああ、先を越された!!///



『しょうがないなぁ、…送信』





ゆうひたちが乗ってる所はてっぺんまで来た





『これから、下がってくんだね』



「…今日、楽しかったな」




斉藤はゆうひの手を握った


ゆうひも
握り返した






『ほんとに…楽しかった///』







斉藤はゆうひと唇を重ねた









夕焼けに照らされたゆうひ



可愛くて、どこか色っぽくて、
どうしようもなく愛おしい




唇を離すと、
自分の肩に押し付けた




『…いたい///』




「我慢しろ///」




細い腕、

綺麗な髪、

照れた時の声…





ぜってぇ手放せるわけがねぇ…




ギュッと、強く抱きしめた















―――――――――――









すっかり辺りは暗くなった



マンションの前に車が停まり、
ゆうひはそこから下りた




『ほんとありがとう、
すっごい楽しかったよ///』



「喜んでくれりゃーそれでいいや」



『えー何それー?』



ゆうひはほっぺを膨らました



「おい、顔がフグみたいになってんぞ?」


『うがっ、うざっ!!
フグってなによフグって!!』



「怒んなって。
…じゃあ、おやすみな」



『うん…おやすみ…///』




ゆうひはドアを閉めた




お互いに手を振って、
ゆうひは見えなくなるまでずっと見送った







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