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刑事とJK
第37章 クリスマスの夜に…



―――――――――――



『…頭…痛い…』



ゆうひは独り言を言いながら伸びをした



斉藤は隣で
こっちを向いて眠っていた



あれ…そういえば斉藤、服着てる…


あたしも下着姿…






おやおや!?

全っ然記憶がないぞ!?



昨日何してたんだっけ?




『ま、いっか。
うう~寒いっ』


ゆうひは布団に潜り込んで斉藤に寄り添った


背中を斉藤に向けると
温かい息が首にかかる…





『もぅちょっと…寝よっと』






ゆうひは二度寝に入った



しかしそこで斉藤は目を覚ました






「…」




オレ、すげえ



あの状況で我慢出来た…




斉藤は自分で自分を褒めた




目の前にはゆうひの頭


いい匂い…




斉藤はゆうひの髪を撫でた



それでゆうひも、
斉藤が起きていることに気がついた


顔をくるっとこっちに向ける





『おはよー』




「おはよう」




斉藤はゆうひの髪をくしゃくしゃとした





『ああ~やめてよぉ』


「昨日の罰」


『昨日何してたっけ?』


「あー何もねぇ何もねぇ」


『教えてよー』


「うるせ」




斉藤はゆうひに、
頭まですっぽり布団を被せた









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