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刑事とJK
第60章 泣いてるの?






真理子は急いで家を飛び出した

家の前には泰輔の姿




「泰輔ー!!」



「ま、真理子!!?」



突然の人質登場で、
藤野は驚きを隠せなかったが

素直に喜んで腕を広げた




「真理子ー!!!」


「泰輔えー…なぁんでさっさと
助けに来んのじゃあああーい!!!」




真理子のエルボーが
藤野の顔面にダイレクトに入った




「ぶふぁっ!!」




藤野は豪快に倒れた




真理子はその上に被さった




「バカ…怖かったんだから…」



その目には
うっすら涙が溜まっていた





「…ゴメンな、でも、元気そうで良かった」




藤野も安堵の表情を見せ、
真理子の頭を撫でた




「うん、泰輔大好きだからね…♪」



「俺もだ!!」



二人は軽くキスした










「あのー藤野刑事、
いい感じのところ申し訳ないんですが…」


警官の一人が近づいてきた






「なんだ?」



「南刑事から、至急本部に戻れとの指令が…」






「!!
わかった、すぐ向かおう。
真理子は家の掃除しといてくれ」




「ええー、ひどい!!」





真理子は顔を膨らました




「帰ったら真理子の好きなやつ
やってやるから」




「…もう、泰輔ったらぁ♪///」





真理子は顔を真っ赤にさせて家に戻った






「…藤野刑事…好きなやつって何ですか…?」



「プ、プライベートだ!!///
早く本部に向かうぞ!!!」





藤野たちは刑事課へ向かった















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