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第2章 全身脱毛

「宮殿において、女性は全身脱毛が義務ずけられ、ロング肌着に薄手のレースドレスをまとい、膣栓、乳首、クリイヤリングをするのが正装である。しかし、見習い生の諸君はレースドレスを着てはいけないので、代わりに見習い服を着て過ごしてもらう。」
先生が見せたその見習い服は、すべて半透明のロングワンピースのようなものだった。
「全身脱毛のあとにこれを着てもらう。」
みんな険しい顔をして黙り込む。誰もが想像以上のものだったのだろう。
「わかったな」
全員黙り込む。
「返事！」
「…はい先生。」
みな小さな声で返事をした。