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第27章 雑談⑤

「拓です～」

「なんだ、さっきの奴等……」

「こちらは忍です～。相変わらず挨拶しないなお前」

「拓の忍です」

「きゃぁああっ」

「うっせ。なあ、さっきの奴等誰だ」

「さあ」

「あ？」

「ああいうぶっ飛んだキャラこの世界にはいないから……」

「あ……なるほどな。大賞の方のキチガイどもか。脚本だっけか、あっちは」

「確か」

「で。今日はここで何すんだ？　なんも聞いてねえけど俺」

「ふっふっふー」

「うざ」

「じゃじゃんっ。恵方巻きを食おう」

「帰る」

「ちょっ！　なんでだっ」

「この企業の回しもんが……」

「お前も！？　お前も嫌いなの！？」

「ああ」

「わかった。じゃあ互いの恵方巻きを」

「シックスナインは6/9にヤれ、馬鹿が」

「せっかく忍が下ネタにのってくれたのに……」

「そういうのは適任がいるだろ。あいつらにヤらせろ」

「あいつら？」

「戒と巧」

「あー……」

「だろ？」

「うん。認めるわ……やりそう」

「じゃあ俺らは豆ぶつけあおうぜ」

「え？」

「鬼はぁあああ、そっとぉおおお！」

「いった！　マジ痛ぇっ。ええっ？　新手の下ネタじゃなかった感じかコレ」

「福はぁ……」

「待った、タンマ。忍！　マジ痛いですコレぇええ！　いっ、ちょ、ま……タンマタンマ。きゃー」