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呟きたい
第16章 振り返り
 登場人物は作者の一面
 よくいうよね

 それが最近重くのしかかる
 もちろんハルの存在だね
 ペンが動かなくなるのは、怖さが邪魔をするから
 彼を描き切ったら自分の何かが壊れる気がして
 四年位前から頭にいた人物
 そろそろ出してあげようと書きはじめたものの、熟成された期間が長かったせいか、私の手には負えない人間になっていたって感じ
 類沢先生とは比にならない
 ああ、安心してください
 ちゃんと完結させますから
 かんながいなければ描けなかった作品
 飯島陽とはまた全然違う
 あの青年も描き切ってあげたかったな
 千鶴もね

 作品じゃなくて、私に興味を持ってくださる方がいる
 凄く嬉しい
 そういう方は、私の作品を通して読んでくれている
 増やしていきたいね
 どこまでも玩具だけじゃなくて、全作品を読んでもらえるように
 精進していきます
 ただ、ちょっと待っててください
 ゆっくりと進みますから
 
 これからもよろしくお願いします
 瑠衣と一緒に頑張ります
 遅れぬよう
 着実に
 一月には、読んでよかったと言われるように
 よかったら最後までお見守りください
 もしかしたら、ここでの最後の作品たちになる
 だから余力を残さず晒します
 私の世界観を
 否定されてもいい
 否定してもいい
 それも糧になります
 97人の貴女方と、すべての読者に感謝を込めて
 いつもありがとうございます
 ではでは




2013 722
片桐瑠衣
/240ページ
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