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第8章 *最終章*セルフヌード

　なつみは美優を纏縛から解き、ストイックなカメラマンの表情をといた。


　美優は四つん這いになって、臀部を突き出す。



「ぐしょぐしょ……すごいよ、美優。ここ、ご無沙汰だったなんて思えないくらい」

「ゃっ、ほんと……だもん、……」

「分かってる。どんなになってるんだろ。うーん……やっぱ素人目には分かんないかな」

「やだっ……やめっ……」


　人間一人を産み落として以来、誰にも見せなかった美優の女の洞窟が、指で開かれ覗かれる。


　ぐちゅ…………


　久しい充足が美優を顫え上がらせた。


「ぁんっ……ぁぅっ」

「痛い？」

「ううん、……ああっ」


　嬌音とは違う悲鳴が、美優の喉を勝手に飛び出す。


「狭くなるってほんとなんだね。……力、抜いて」

「はぁっ、はぁ……」


　抜け出ていった指に代わって、熱いぬめりが秘口を塞いだ。


　じゅるっ、ちゅ……ちゅっ…………


　キスが肉襞を刺戟する。指先が美優の太ももを撫で、なつみの舌が、おそらくさっき指の第二関節まで受け入れた浅瀬をしゃぶっていた。