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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第4章 入内の勅命
 夢の中で薫子は承平を追いかけていた。手を伸ばせば届きそうな場所にいるのに、幾ら手を伸ばしても触れられない。彼は哀しげな表情で立ち尽くしている。
―承平さん、承平さん!
 泣きながら叫び、眼が覚めた。
 私はやっぱり、承平さんが好き。薫子は立ち上がった。こんな風に泣いていばかりいるのは性に合わない。私はどうしたって、深窓の姫にはなれないし、ましてや帝の妃になんてなれない。
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