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私は犬
第15章 初体験*
音羽さんの指はゆっくりと侵入して来て、膣壁に沿ってぐるりと中をなぞりあげる。

そして、何かを確めるように時折指が止まる。

「…中も…すげぇな………。」

だったら、触らなきゃいいのに……。内臓をいじられてるみたいで、中はとても気持ち悪いの…。


「指…増やすぞ…。」

そう言って、指が抜かれて、また入ってきた。なんだか膣の入り口がジリジリして熱い…。

2本の指は、にゅるにゅると奥まで入り込んできて。膣壁を緩やかになぞり始めた…。お腹の中がむにゅむにゅする…。

「念のため、使っておくか……。」

小さくそう呟いて、バスローブのポケットから細長い包みを取り出した…。

じっと見つめていると

「これ?気になる?」

と言い、小さく頷くと

「なるべく痛くないように、念のために使う。」

と教えてくれた。あれを使うと痛くないのね…。


「力抜いてて」

そう言って、中からタンポンのような、ピンクの細いスティックを取りだして、私の膣にそっと差し込むと中身を押し出してから、そっと引き抜いた。

これ、少し冷たいわ…。

そして、私の身体を解放してくれた。ちょっと首と背中が痛い…。

ベッドの上に仰向けに横たえられて、寝ながら背中だけ小さく伸ばしていると
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