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私は犬
第23章 私の事情
どんなお仕事でも、お給料を頂いているからには、きちんとやらなきゃね。毎日同じようなお仕事だけど…。やれば必ず終わるもの。

結局また資料の翻訳みたい。いいけどね別に…。作業に集中していると、笹木さんにはい。と資料を渡された。

「真子たーん。それが終わったら、これも一緒にコピーとって。どうせとるでしょ?同じ部数だから、ついでにお願い。ねっ。」

ターン?タン?舌?

渡されたものはスペイン語に訳された、これと同じ資料みたい…。あれ?でも何かがおかしい…。

んーっと。例えばこの表現だと、小学生みたいな言い回しになる。社会人が父親をお父さんと書いているような。そんなニュアンス…。こっちは古すぎる。御座るとか、拙者とか時代劇みたいな感じだわ。ビジネス向きでは無いわね。

これ、スペイン語を公用語とする取引相手に渡す、仕事の資料よね。これじゃ不味く無いかしら?

陰で、プーックスクスって、笑われちゃうかもしれないわ。そしたら信用問題よね…。こういう時、命令系統的に、誰に指示を仰ぐべきかしら?

鮎川さんは、何か違う気がするの…。鮎川さんかなぁ。でも、彼女じゃ問題解決できないような。
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