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私は犬
第29章 諦めろ*
痛みに眉をひそめていると、有史さんの手がパジャマのボタンを外し、ブラジャーをずりあけてきた。

「痛いっッ…!触らないで。」

おっぱいがズキズキする。昨日、痛くしてと言ったなんて、きっと嘘だ。だって、今こうして触られても、ただ痛いだけだもの…。私、痛い事が好きな変態じゃない。変態なんかじゃない。

有史さんは、おっぱいを触るのを諦めたように、手を離した。

「お願い。痛くしないで…。」

そう。痛くなんかしないで。ちゃんと分かって。普通にセックスしてくれれば、それでいい。

有史さんは、少しの間、黙って私を見つめていたけれど、やがて腰の動きを再開させた。

「気持ちいいか?」

何でそんな事を聞くのだろう…。奥におチンコがズンズン食い込んで、身体に自然と力が入る。逝きやすくなったクリトリスが、有史さんが動く度に擦られて大きな波を連れてくる。おマンコが甘く痙攣を始めた…。

「あ、あ、あっ…いくっ……。」

つかまえた波を逃がしたくなくて、おマンコと内腿に力を込めて、膣の中のおチンコに必死にしがみつく。

「イっくっ……っ。」

有史さんにしがみつきたいのに…。手が自由にならない…。ピクピク収縮するおマンコの中で、おチンコがビクンと跳ねた。

ハァハァハァハァ。

2人の荒い呼吸の音しか聞こえない。

19日目のセックスが終わった…。
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