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私は犬
第32章 我慢の限界*
全く自由にならない身体を持て余しながら、どれ位そうしていただろう。やっと扉が開いた。

有史さんは、コットンのケットをはいで、股の間を覗き込みながら、乱暴な言葉を口にし始めた。

「おい、縄も下着もずぶ濡れじゃねーか。こんなんでマンコびしょびしょにしやがって…。」

「はぁはぁ…縄解いて…おトイレに…いかせて。」

「いかせるかよ…。」

背後から小さな呟きが落とされて、ヴィーンと甲高い振動音が聞こえた次の瞬間、おマンコの上に衝撃的な振動が押し付けられた。

「いゃああああっ。止めてえええっ」

今、そんな事をされたら漏れちゃう。だから止めてっ。必死に股間に力を込めて衝撃と尿意をやり過ごす。

有史さんは、うつ伏せの私を仰向けにすると、自分の胡座の間に私の頭を乗せた。

再び、股縄の上からとんでもない振動が走る。振動の刺激で、逝きそうで漏れそうで、何が何だかよく分からない。

「漏れちゃうぅぅ…イっちゃううぅ…お願い…止めてぇェっ。」

「そのまま漏らせよ…。」

有史さんは、懇願しながら叫ぶ私の頬を優しく撫でながら、小さな子供を甘やかすような口調でそう言った。

「見ててやる…。逝きながら漏らせ…。」
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