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第4章 Stage.4

そんなこんなでワイドショーこと美貴ちゃんも在籍キャストとなりました。

私のときはガチを隠蔽していたのに美貴ちゃんには最初からガチンコで接したマドリーヌ校長の意図は何だったのでしょうか？


さて、今日は指名日でお客様は新規で私の知らない方。

待ち合わせは、当校と契約したホテルでした。


「やぁ石沼です、よろしく」

久しぶりに紳士的な男性です。

自称記者のようですが、風俗系ライターのようです。

「今日はサービスの他に色々話を聞かせてもらうよ」

「あ、はい……」

会社のことは話せないと思うのですが、会員制ですので弱冠深い部分を聞いてくる方が多いのも現状です。

「君はどうして、本番デリ嬢になったんだい？」

「奨学金というか……学費のためです」

「……なるほど、学費で高級デリヘルか……ちなみに君は水浦商科大学だね」

「そうですが……」

「学歴として大きな評価が得られない大学にわざわざ借金までして行くのがわからないな」

結構ハッキリとおっしゃいます。