パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 Stage.1

私も自宅から通えなくはない距離で部屋を借り、月に約１０万の奨学金と親からの仕送り３万を支援してもらっていたんです。

それでも足りなくて…

怖くなって、奨学金を調べました。

この時はＦＰになることまでは考えていませんでしたが、私はとんでもない国という学生金融に手を出してしまったんだと気付きます。

うちは母子家庭でお金なんてありません。

高校のときだって就職を考えていたんです。

でも、『奨学金もあるぞ』と高校の先生に言われ、Ｆランクに押し込まれたのかもしれないと今になって気付いたんです。

卒業後に就職して、初任給１８万……

だいたい４００万の借金を……

月４万……
否３万から下を返済し、教習所通って、車のローンに、もしもの１人暮らし家賃、光熱費、ケータイ代……


ざっと計算すると独身でずっと働いて計画どうりに返済できるわけもなく、あわよくば５０歳前で完遂です。

「ぎゃああああぁぁぁ!!」と叫びたくなったのを覚えています。

そして、何も知らず、澄ました顔でキャンパスライフを送る仲間たち……