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第7章 卑虎のファッション

珍萬村役場観光課・・・
例のB級ｸﾞﾙﾒ大会の企画を進めていた・・・
だがその日はなんと卑虎は出張で秘書の桜木もいない・・・

黒木は卑虎に頼まれていた企画書の清書に取り組んでいた・・・

『あのぅ矢木課長？』

『ん？どうした黒木？』

黒木は気晴らしに矢木にどうでもいい質問をはじめた。

『卑虎村長の事なんですが・・・何かあの人のファッションセンスっつうのか・・・下はダボダボの作務衣のズボン？そんで靴じゃなしゾウリ・・・パンクTシャツに長半纏・・・手首にトゲトゲのリストバンド・・・訳わかんないすよね？』

矢木は笑いながら・・・

『アハハっ確かに・・・何で村長だけあんな格好なんだろうなぁ!?』

『そうですよねぇ！髪も気合い入れて立ててるし・・・面白いですよアハハっ』