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第2章 遅刻の代償

「ナッちゃん、すごく可愛い」


しかし、上気した顔で微笑む彼を前に、
私の中は彼を求めてジンジンと疼いたまま。


「はぁ、冠く、ん、も……」


堪らず彼を見上げた私の口元を、肉厚の舌が舐めあげ、


「うん」


頷いた彼は小さなパッケージを口で切ると、
サッと屹立する自分に被せた。


「ナッちゃん、おいで」


ゆっくりと私の腰を抱き寄せると、
彼は、私の中心で彼自身をなぞり上げるように私のお尻を持ち上げる。


「んあぁぁぁ……」


ズクズクと疼いていた熱が一気に痺れに変わり、私の体を駆け抜ける。

そして、


「ナッちゃん、僕の入れて」