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秘密のキスは蜜の味【完結】
第1章 第1部…嘘ついちゃった

鏡也さんは24才で音楽関係の仕事をしてるんだって。

クラシックのナンチャラ!?とかいうCDを作っているらしい…

まったく私の聴かないジャンルで聞いてもサッパリ分からなかったけど───!?


それから何となく話が弾んで楽しくなってきた。
ついついお酒の量も増えてたみたい。


「鏡也さんってほんとタケルに良く似てますよね?」

「葉瑠ちゃんは日比野タケルが好きなの?」

「はい好きですよ。カッコいいじゃないですか?」

「ふ~ん!どこがいいの……顔?」

「顔だけじゃないですよ~でもあの顔はタイプです」


「ふ~ん…じゃあ、葉瑠ちゃんは俺がタイプなんだ?」

んっ?─タイプ……
まあそう聞かれたらそうなんだけど…こんなときはなんて返せばいいのかな?


なんて……いいや!
適当に答えとけ……ふっふっ♪


「………そうですね!タイプかも」
なんて、つい言っちゃった……!


「鏡也さんは彼女いるんですか?」
こんなにカッコいいんだもん、当然いると思って軽い気持ちで聞いてみたのに──

「俺?……俺は今募集中」
えっ?そう…なの?
なんかビックリ!


「葉瑠ちゃんは……彼氏いるの?」


「んっ?…私は、彼氏は………いないですよ!」

なんでだかわからないけど─ウソついちゃった!
ま~いっか。

この時の私は鏡也さんとはこの場限りだしって深く考えずに答えてたんだよね‼


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