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この春 少女から、、。
第9章 約束、、から
あの ヘンな彼女? の約束、、
そして
「次は もっと、、、
愛して あげるよ」

から、
しばらく経って いよいよ 大学入学の 前日。

この日 アルバイトが終わったら 院長と待ち合わせしてた。
待ち合わせ、と言っても 仕事中に メモを渡された。

院長は携帯を持たない主義だそうで、
とても 昭和的な手段に 少し 笑うけど、、。

「大学生活の買い物をします。
明日 十五時に 図書館前のバス停で。」

なんだか 強引だけど また、、、
ドキドキする。


最近の歯科医院では スタッフとも仲良くなり お客様にも覚えて貰ったり、
仕事も スムーズに 率先して新しい事も 出来るようになってきた。

純一との付き合いは 変わりなく 続いていたが
例のクリスマスからは
純一も遠慮がちだし
綾子も 一線を置いた距離感だった。

あれ以来 院長の存在が
実は、、
気になって いた。

院内で 事務的な話し以外は 全く接触はない、
だからこそ あの時の事が 特別な事として、
綾子の 特別な秘密となって 少しづつ 存在感が増していく。
安易に もて遊ばれた訳では ない と思いたかったし、
なんとなく そう 言いきかせて いた。
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