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第12章 日曜日 その後、、

ああ、、、生しよっぱい、、。

あぁ、、、

処女、、、喪失。

十八歳の 春。

彼でもない 恋人でもない 秘密の二人だけの関係、
院長に 私の全てを 奪われ 委ねて しまった、、。

不思議な関係だが
今 何故か 満たされていく。

院長も 凄く優しく穏やかな顔 してる。

丹精な横顔が 綺麗だ。。

ゆっくり院長の 指先が 私の身体を撫でる、
全て満足した 余韻の 愛撫、、。



その時 ！
トゥルーーツ！ トゥルーッ！！トゥルーーッ！！

余韻を引き裂く電子音！

どこから鳴るのか 電話、、、だ、、。


トゥルーーツ！ トゥルーッ！！トゥルーーッ！！

トゥルーーツ！ トゥルーッ！！トゥルーーッ！！

全く鳴りやまず 諦めて 院長は 受話器を 取り 部屋から 出ていく。


静まるベッドに 一人ゆっくり、、

深みに 堕ちて、、ゆく。


気づくと 身支度した 院長。

「すまん、タクシーで戻ってくれないか。
鍵は ポストで 構わない。
これで。。」

と おでこに キス。


えっ、、、

お札を 数枚 とカチャリと鍵。
ベッド脇のテーブルに置いて 院長は 出て行った、、。


えっ？、、、、
と 思いながらも

また、、、
ベッドに 身体が 沈んで いく、、、。

あ、ぁぁ、私、、、

動け ない、、、zzz、、。