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この春 少女から、、。
第4章 彼 その後
私は 半開きの口、目は 涙ぐんで虚ろに
ぐったりと 呆然と していた。

まだ いきり立って いる、
精液と 唾液で ヌルヌルに光っている 肉の塊が
私の 頬を 撫でる、、。
野生の オスの マーキングのように 擦り付ける。

ぁぁあぁぁあ、、、、
初めて 純一の グロテスクな 正体を 見てしまった、、。

驚きと 何とも言えない、
おぞましいような、
何かを 砕き壊されたような もの悲しい 切なさ。

「綾子、、、ごめんな、、
俺、、、たまらなくて、、、。
最高だったよ、、愛してるよ、、綾子。」

ガサガサとテイッシュを取り 口元を 拭ってくれた。
しょっぱいような 甘酸っぱいような、
生々しい 温い 漂白剤のような味が、
舌に ねっとりと 絡みついている。

ボサボサの髪、涙で ぐちゃぐちゃの顔、
乾いた唇、
初めて精子を飲み干した 衝撃、、。

私の 下半身の 奥に ずん ずん と 鈍い 痛みが 走った。
スカートの 中は ぐっしょり 濡れていた。



この日の 衝撃と 身体の疼き、
細胞で感じた 全ての 生々しい 感触。
純一の オトコの臭い。

しばらくは 何をしていても 脳裏から離れなかった。

純一とも 少しばかり 距離を置くように なった。
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