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変態城へようこそ!
第7章 ショーツ当て
101号室の浴室の洗い場・・・

床の絵の具の染みは、わたしのおしっこで洗い流されました。

染みの下には、油性のマジックペンで数字が書かれています。

8764。


一樹くんが部屋の中のクローゼットを開けると、テンキー付きの金庫があります。

「8・・・7・・・6・・・4」
一樹くんが数字を入力すると、金庫が開きました。

中にはカギがふたつ入っています。

202と203。

「カギが2本ってどういうこと? ふたつの部屋に行けってこと?」
美弥子ちゃんが言いました。

「男性は202号室。 女性は203号室に入ってください」
どこからか、変態伯爵の声がします。
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