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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第40章 カリスマの条件~映画 モンゴルを見て~
 それにしても、どういう経緯で、日本人しかも俳優ではなく歌手だった浅野さんが

 モンゴル映画に主演することになったのか?

 興味があるので、調べてみたいと思います。

 あと、気になるのが、作品のスケールそのものは壮大で

 合戦シーンとかも真に迫るリアルさで息を呑むばかりなのですが-、

 その分、登場人物の心情の動きなどがイマイチ、細やかに描かれていない

 ような気もしました。

 例えばボルテが敵に奪われて、テムジンが助け出したとき、

 ボルテは既に身ごもっていた。

 歴史では、そのことをテムジンが生涯引きずっていて、

 心底ではボルテの腹の子は他の男の息子だと信じていたと残っています。

 チンギス・ハーンの生涯を描いたドラマでは、

 大抵、その辺りの葛藤が詳細に描かれているのに対し、

 こちらは殆どまったく描かれていない。

 まあ、テムジンはボルテの膨らんだ腹を見て、すぐに

 俺の息子がここにいるんだなと妻に微笑みかけたわけなので、

 彼は表面上はボルテの子を我が子と最初から認めたことになりますが、

 その辺、心の底では疑っていたのか、それとも心底から認めていたのか。

 この映画では見る側には伝わってこないのです。

 作品全体の壮大さを重視するあまり、1人1人の人物の心情とかを

 リアルに描き出すことに少し力がおよばなかった感は否めない。

 しかし、日本人がモンゴル映画界において、ここまでのすばらしい活躍を

 したのは私は同じ日本人としてすばらしいことだと思います!

 確か浅野さんはこの映画で何か賞を取られたんですよね。

 奥さんのチャラさんとその授賞式に向かう様子をかなり前、

 テレビで見た記憶があります。

 浅野さんのその後の俳優としての活躍ぷりは皆さんもご存じのとおりです。

 どうも無駄な長い駄文をつづってしまいましたが、

 一見の価値はある映画ですよ
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