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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第6章 冬の雨
冬の雨は

 冷たくて どこか切ない

 季節を経るごとに 変わってゆく あなたの心のようで

 見ているのが少しつらい

 あなたの心が私から離れてゆくのを

 私は ただ黙って見送るだけ

 いつか あなたは 私の許を去ってゆく

 その秘めやかな哀しい予感が

 私の心を臆病にする
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