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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第51章 友達でも良いから~埋もれた恋の記憶のかけら~
今から思えば、若気の至りですね。

 しかし、当時、私は大真面目で本気でした。

 二度目は映画を見に行き、夕ご飯は一緒に食べました。

 どちらも神戸の方でしたが、帰りは岡山まで送ってくれたと思います。

 将来についての話も出ましたが、両者の気持ちがまだ固まっていないのと

 後は互いに長男長女の跡継ぎだということもあり、

 それ以降、逢うことはありませんでした。

 その頃に書いた現代小説のタイトルが 友達でも良いから 。

 この高橋由美子さんの歌はタイトルつながりで偶然見つけて

 興味を持ったことから聞くようになりました。

 もう自分でも忘れていた思い出ですが、今日、実に久しぶりに聞いて、

 おお、あの曲だと思い出したんです。

 
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