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第56章 同一人物を見抜けず！～【王女の男】と【天使の誘惑】～

この女優さんは確か初期に見た王の女に出ていた人だ！

　王の女というのは時代劇です。

　ヨンサングンと並んで朝鮮王朝時代の愚王として知られる光海君カンヘグンと

　彼を愛したこれまた朝鮮王朝時代の三大妖婦として知られる金尚宮の生涯を

　描いた歴史大作でした。

　この王の女で、カンヘグンの父王の継室、つまり後妻である王妃を演じたのが

　私が天使の誘惑で見つけた人でした。

　年若くして父親ほど年の離れた王の後妻となり、王に寵愛され一男一女をもうけた

　王妃ですが、世子となった幼い息子はカンヘグンに殺され、自身も幽閉されるという

　惨い生涯を送って悲劇の王妃です。

　主役ではありませんでしたが、いしが強そうなのに、どこか薄幸な雰囲気を漂わせる

　独特のイメージがそのとき、実在した仁穆王妃によく合っていると思い、

　記憶に残っていました。


　
【画像あり】
　



☆若くして年上の老王に嫁いだ王妃は王から愛されて、王子を生みました。

　しかし、王の死後、惨い運命が待ち受けていました。

　悲劇の仁穆王妃　☆