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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第61章 男は坊ちゃん育ちよりも苦労人~華流ドラマ 後宮の涙 より~
陸貞が自分の身元を知る手がかりは、養父が死ぬ前に託してくれた

 九らんさい というかんざしでした。

 それが母の形見だというのです。そして、それをかつて上官であった宮女に

 見せたところ、それは由緒あるもので先帝の時代に六品以上の女官に

 賜ったものだと判明。

 そこから、陸貞の母もまた女官であったか、または

 その女官に仕えた宮女で、かんざしを譲られたかのかもしれないという推理が

 なりたつ。

 とにかく、後宮とか宮中に関係のある人、ただの女ではないらしい。

 と、昨夜はそこまででした。

 ドラマはここからにわかに推理ドラマというか、謎を追及する方向へと向かいます。

 また別の面で楽しめそうです。

 このドラマには長広王だけでなく皇帝や羽林軍の将軍沈嘉彦や

 若くてかっこいいイケメンがたくさん出てきます。

 私は皇帝陛下も良いし、中でも沈将軍は男気があって良い!

      【画像あり】



 実は将軍も陸貞を好きなのに、男らしく潔く身をひいた。

 しかも、その後も長広王とのことで悩む陸貞を何かとなく励ましている。

 夫にするなら、お坊ちゃま育ちの長広王よりも将軍の方が良いかもよ、陸貞。

 と、余計なひとことを画面に向かってつぶやいております。

 それにしても、これはフィクション部分が多いといいますが、

 人の思惑が交錯し、時代が動いて歴史が作られていく過程

 は十分に楽しめる。

 歴史ドラマとしても見応えがあると思います。 

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