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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第82章 夫と息子への愛に生きた女~韓流時代劇 九家の書~
父と母を恨んでいたはずなのに、やっぱりガンチは優しかった。

 悪鬼となったウォルリョンは怖ろしい殺人鬼と化し、次々に罪なき村人を殺す。

 一度は父親を身を挺して庇ったガンチだが、

 宿命の父子の対決のときが迫りつつありました。

 なぜなら、ウォルリョンを止められるのは、同じく神獣の血を引くガンチだけだから。

 そして、ガンチは二十年ぶりに再会したソファとゆっくりとした時間を

 過ごしていた。

 ひとときでも母子の絆を二人が結び、二人きりの親子らしい時間を過ごせて

 本当に良かったと思います。

 二人ともガンチが生まれてすぐに離れることになり、苦労したから。

 ガンチに膝枕をするソファの優しいまなざしと、母を慕う息子の瞳。

 ここもホロリときました。

 まさにこの巻は涙腺が崩壊する見所がてんこ盛りです。

 でも、母子の幸せな時間は長くは続きませんでした。

 親として息子これ以上、荷を背負わせるわけにはいかない

 ソファは悲壮な覚悟をもって、ウォルリョンを自分が止めることを決意。

 ソファの母としての心が切ないです。

 ついにソファとウォルリョンは再会しました。

 ですが、記憶を失っているはずのウォルリョンですが、ソファを見ていると

 胸が痛くなるほど切ない。

 この女を見ると、何故、こうなるのか。。。

 ウォルリョン、もう良いでしょう、やめて

 次々と殺戮を繰り返す、かつての夫を説得しようとするソファ。

 ソファの涙を見て、ウォルリョンの記憶が蘇った!

 二人で帰りましょう、私たちが幸せな時間を過ごした月光庭園に。

 二人の姿は一瞬にして人間の前から消えていました。

 ウォルリョン、私を許して。二十年前、私はあなたの愛を受け取るにはまだ

 幼すぎて、あなたの愛を理解し受け止めることができなかった。  

 愛していた夫がクミホだと知り、ソファは彼を化け物と嫌い、人間に売り渡した。

 そのためにウォルリョンは殺され、ソファを恨みながら悪鬼となったのです。

 あなたを止めるのは私しかいない。

 どうか、元のあなたに戻って

 愛する女の生命と引き替えに、再び永遠の生命を得られることができるウォルリョン

 のために、ソファは自ら生命を差し出した。

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