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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第102章 明日を夢見て死んでいった男~悲劇のソヒョン世子~
13巻は仁祖の長男であるソヒョン世子が割とよく描かれています。

【画像あり】

☆ 知的で優しそうな貴公子。私の好きな谷原章介さんに雰囲気が似ています☆

 九年間も清国で人質生活を送り、やっと帰国を許されたものの、

 世子夫妻と王様の仲は今一つ、うち解けられない。

 一つには世子の正室嬪宮カン氏がかなり気の強い女性だということが原因です。

 カン氏は聡明な女性で、民のことをよく思う女性ですが、

 いかにせん、気が強くて少し先走りしすぎますね。

 
【画像あり】


 ☆時代劇初めてとは思えない迫真の演技はソン・ソンミさん。

 世子嬪としての風格も漂います☆


 世子の方は極力、父である王との間に波風を立たせまいと慎重にふるまうものの、

 奥さんがあまりにもはっきりと物を言いすぎるので、かえって世子を

 苦境に追い込んでいます。

 前巻まではさほど思わなかったけど、今回は流石に少し出しゃばりすぎだわと

 私も思いました。

 カン氏の意見は正しく、朝鮮が清国よりも強くなるためには必要なことばかりなの

 ですが、時期が早いというか、悪すぎた。

 カン氏の先走りのせいで、世子はどんどん追い込まれていきます。

 昨日の様子では、世子がもう長くないことを予感させます。

 それでも、世子は妻を愛していた。

 広大な宮殿を見下ろす場所で世子夫妻が寄り添い合い、

 ―気の強いそなたが私は好きた゛。

 率直に語る世子が印象的でした。

 また、王様に生涯の忠誠を誓う老いた内官と王様の幼い頃のエピソードも語られます。

 まだ幼い王子だった頃、市井で食べ物を盗んで殴られていた少年、

 それが内官でした。
 
 ケガが元で身体的欠陥を負ってしまい、王子が彼を哀れんで

 内官見習いとして宮中に入れたのです。

 ―私は王子様に死んでも忠誠を尽くします。

 語った彼に、王子は

 ―死んでは忠誠は尽くせぬ、生きているうちに尽くしてくれ。

 と言います。

 その昔を思い出し、内官が泣きながら老いた王様が居眠りをしてしまったのに

 布団をかけてあげるシーンに涙を誘われました。

 この内官がどうしてここまで王に無償の忠義を尽くすのか

 私は実は疑問に思っていました。

 



 
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