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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第113章 星空インク
―とある小説書きが小さな町の片隅の雑貨屋で
 星空インクという名前の不思議なインクを買いました。
 不思議や不思議 そのインクで書いた作品を読んだ人は、たくさん笑ったり
 涙を流したりして、口を揃えて言います。
 〝星が輝く綺麗な夜空を見たような気分だよ〟
 どんな人が使っても そのペン先から素敵な物語が生まれる魔法のインク
 それは星空インクといいます―
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