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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第115章 「魔性~曼珠沙華、その気高く美しき花へ~」
私の背後で
妖しき花が身を震わせた
花は気まぐれな秋の風が通りすぎるたびに
かすかに花心を揺らす
まるで男の手のひらに白き肌を愛撫された
汚れなき乙女が恥じらうかのように-

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