パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 雑草のような娘。

第二章はポエムではありません。
一章の詩の最後に、私の娘が出てきます。詩に書いたことはまったくの真実で、この娘がお腹にいる時、西村由紀江さんの曲を聴いて、女の子なら、こんな名前が良いなと考えました。
　その名前というのが〝Ｙuka〟。ゆか、といいます。　
　イメージしたのは優しい花。山奥の人気のない谷間で、ひっそりと咲く白百合。
　まさに、曲の優しくも凜としたイメージにぴったりだと思いました。
　もちろん、優花と書いて、ゆかと読ませるつもりでした。
　ところが！
同居している私の母が反対。花という字は名前負けするといけないから、使わないで
と言うのです。