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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第179章 ムラサキカタバミ~片隅の小さな貴婦人に寄せて~
 梅雨時の空は、どうしても重苦しさが漂うのは致し方ない。合間には真夏かと疑いたくなるような暑熱の一日となることもあるが、大方は薄曇りか、しとしと雨が降り続く日が多いものだ。
 梅雨の季節の一番の楽しみは何と言っても、紫陽花だろう。灰色に沈み込んだ風景の中で、一際鮮やかな色彩を見れば、心が浮き立つようだ。けれども、ここ最近、私が注目しているのは夏の代表的な主役ではない。脇役という言葉がふさわしいかどうかは判らないが、野花、野草と言い換えられるだろう。
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