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禁断の果実に口づけを
第11章 REDな夜

 
あなたは自分の上に跨がれと言う。
太っている事に劣等感のある私は躊躇する。
あなたの若々しく、筋肉質で無駄な肉などない身体。
割れた腹筋。
腹筋パックなどと若い子達は言う。
女性ががっかりしない体型を維持しているあなたの身体に、醜い肢体の私は似合わない。


 「早く跨がれよ。
自分の欲しいもんを自分から奪いに来い!
自分のマンコに俺のチンポを咥えこんでみろ!」


 私は伸介に跨る。
自分から求めて、自分の中に挿れてゆく。
指先は濡れた愛液で滴る花園を開き、男ソノモノを咥えこむ。
ズブズブと自分の中に入りゆく堅い肉は、私の柔襞がギュッと包み込み、蜜で濡らして悦びの場所へと誘う(いざなう)
尖端は女の園を突き、突き進めれば突き進む程、切ない甘美の声を上げて啼いてしまうのだ。

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