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第1章 ×

｢ぁっ……んっ、んぁっ｣

無機物を見るかのような目で見下げてくる彼等

｢だ、だめぇっ……｣

ただ自分の欲望をぶつけるだけの行為

｢い、イッちゃ、う……｣

そこには愛なんてものはなくて

｢ひゃんっ……｣

いつだって優しさは感じられなかった

｢｢終わりだよ｣｣

でも行為が終わった後は必ず私に優しくしてくれた

｢ど、うだった…？｣

それが嬉しくて

｢そっか……｣

離れなれない理由で

｢役に立てて良かった…｣

何よりも私の生き甲斐だった