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第19章 Tutor

「いや…その」


「いいよ、じゃぁその頭ん中で考えてること
今日は一緒に勉強しよっか？」



「…え？」



「だって、そのことだったら真面目にできそうだし
わからないこともたくさんだと思うしね」



「いや…何を…」







先生は机の上に広げた教科書を閉じるとあたしのイスを
先生の方に向けて、先生はあたしの方に体を向けた





「まず、えーと

彼氏とはどれくらいなの？」




「つ…付き合ってってことですか？」


「そう」




「まだ…１週間とかです」


「そう、まだまだだね」



「えぇ…まぁはい…」






先生は淡々とあたしに話しかけた