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* 花音’s short story *
第3章 ◆ episode2 ** 原田 唯 × 鈴木 圭吾 編
「幻滅されたらやだな」

と私の頬に手を添えた。



「しませんよ!」

……なんか恥ずかしくなってきちゃった。

至近距離で見つめられて……圭吾さん眼鏡外したままだし。


彼は眼鏡を外すと、色気が5割増になるから心臓に悪い。



「瀬戸がさ……」

「え?」


「唯のこと可愛いなって。……俺がいない間に何かあった?」

「な、なにもないですっ!///」



少しの沈黙のあと ──。



「……そっか。ごめん。聞くつもりじゃなかったんだけど……やっぱり俺ってカッコ悪いな。唯の前では大人の男でいたいと思ってるのに」



これって………もしかしてヤキモチ………だったりするのかな。


どうしよう……嬉しい。
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